歩く

東京に行って覚えた素敵なことの一つに「歩く」ということがある。
田舎の人は基本、歩かない。

田舎だから交通網が発達していないから歩くんじゃ?
と、東京の人は思うかもしれないが、田舎の移動は全てが自動車。ある意味でのドアtoドアを実現している。
このため、「散歩に行く」というと、おかしな人扱いをされる。

田舎者の人は徒歩5分の距離にある町内宅に向かうにも車で向かう。
しかし、中学には自転車で通う。しかも片道30分。
全てが自動車の生活のため、交通網に発展が見込めず、中学までの直通交通が皆無なため、雨の中、雪の中、どんな日であろうと自転車通学を強いられる。もし、中学まで公共交通で行こうとするなら、駅前まで片道30〜40分、そしてそこからまた別の方向に折り返して30〜40分かかる。しかも、一つ目のバスが1時間に2本、駅からのバスが1時間に0〜1本