眠れない

布団に22時半くらいに入ったけれど、ちっとも眠れない。
福山さんのことを思い出して興奮したせいなのだろうか?
それともトッキーさんの前髪上げが昔の彼の履歴書写真と
被ったからだろうか、いろいろ昔のことを思い出していて
眠れなくなってしまった。
当時付き合っていた彼とは自然消滅?私が拒否した?のか
もう覚えていない。
付き合うつもりはなかったのだけれど、卒業近くに、彼とは
別の男の子(子扱い)に好かれてしまい、相談していて・・・と、
ありがちなパターンで付き合ってしまったのだった。
私を好きになったKのビジュアルはジャニーズ風。
男闘呼組の岡本そのまんま。濃い顔が苦手なので興味がない。
私には、その子が子供にしか見えなくて、どうやって断った
のか忘れたけど、同じ研究室だし、卒業間近で今まで付き合いの
なかった研究室メンバーでカラオケに行ったりするのも、
その子が来るわけで、「俺はモテルんだぞ。」
「前の彼女には○○(健一だったらケンケン)って呼ばれてた」と
怨み辛みモテ自慢を明るく振られるわけで。
「ごめんー。同級にはぜんぜん興味ないw」
という感じで断ってたかな?
それで「K君、断ってもしつこい、どうしよう?」とSに相談しているうちに、
Sがめっちゃ貧乏で、学費は成績優秀(2位)ということで、
半額免除されていることを知って、すごいなーと思った。
まず貧乏だということがカルチャーショックw(どゆこと?w)
そしてバイトしているのだけど、そこで態度がでかいことにも
カルチャーショック。(ミニストップでバーガー勝手に食べていて
店長が怒るって笑っていたけど、当たり前だ。)
そして、優しい。他人を認めている。
Kのことも、「あいつは・・・・な部分で、俺よりすごい」と勉強部分で
誉めていて、そういうところ見てんだーと感心した。
ついでにSのお兄ちゃんはソニーにスカウトされた人で、冗談で
「お兄ちゃん紹介してよ」と何度か言ったけど、怒った事なかったかな。
というか、一度も怒った事無かったかも。いつも笑っていた。
そもそも研究室のみんなでSの部屋に行ったのがきっかけだったか。
そこで見つけた写真がめっちゃ笑っていて。
笑顔にめっちゃ弱い。いい笑顔にめちゃくちゃ弱い。
実はそれだけが好きになるかならないかの基準だったりする。
なんなんだろうか。
同級生を好きにならないはずが、付き合うことになってしまった。
結局、当時、仕事上、家庭上、人生面でいろいろ問題を抱えていて、
家出同然の名古屋から横浜への移動、引っ越そうと思ってお金貯めるために
一日300円、電気は隣のアパートの通路からの光・・・と荒んだ生活をしつつ、
そして転職、横浜へ東京への引越し、就職・一人暮らしで社会の構造が見えてきたこと
(お給料、ボーナス、家賃補助などぜんぜん違うんだということなど)
カルチャーショックだらけで、自我崩壊状態でメールの返信もせずとなった。
そんなとき、テレビでだめ連を見てあかねへ行った。
そして界隈の人と関わることで、もっとカルチャーショックを受けることになるのだが。
世間知らずで武器も持たずハイエナのいる街を裸で歩いているような状態だった。