交流という名の労働

イジメの余談を書いていたら長くなったので分割。

そもそも小6が小1〜小3の子供と遊びたいと思うのだろうか?
自分が小学生のとき、少し離れた妹を連れてくると、
面倒くさいと思っていた。話通じないし。
やたらめったら「縦の繋がり」と言って、幼・保、小学校の
上級生下級生、また小学生と中学生、高校生と「交流」を
やらせている。
正直、それって先生達が面倒だから押し付けてんじゃないの?
上級生がお世話係扱いされているんじゃないかと。

学校でなく家族内においても「お姉ちゃん」や「お兄ちゃん」
ということで、下の子の世話をさせられている子がいる。
小4の子に幼稚園の子の面倒を見させて、自分はババ友と
お話に夢中。
小4にもなれば活発に遊びたい時期。
幼児を持ったことのない人には想像がつかないだろうが、
幼児は大人の想像を遥かに超えたことをしでかすことが
ある。また、上の子に見させているつもりでも、上の子は上の子で
遊びに夢中になったら、下の子の存在を忘れてしまっている。
なので保護者が目を離していいとは思えない。

あるとき、いつもの場所が他の子に取られてしまったので、
別の子が近くの公園でドッチしよう!と提案した。
その女子は行っていいかと聞いていたが、
母親は駄目だと言いつつ自分だけ自宅に入って行った。
お姉ちゃんは子守係、お世話係なのだ。
彼女は絶対なる母の前に項垂れていた。

これと同じことが学校で取り入れられているのではないかと
疑問に思う。
以前から、特別擁護児童が混ざったクラスでは、
お世話係としてターゲットにされる子がいると
2chの育児板の書き込みで見ていたからだ。
特に気の優しいノーと言えない女子を先生が不文律的に
割り当てるというもの。
本来、担任、補助の先生が見なければいけない部分を
生徒に「交流」という名の下にやらせている。職務怠慢だ。
ついには先生の介助をする話題が出てきてしまった。
今、レストランの対応で話題になっている乙武さんについてだ。

乙武の「生徒に入浴排泄手伝いは是か非か」
見つからないように車椅子用トイレで 汗だくになって、服を脱がす練習をした。
クラスの保護者には本当の話をしたら、貴重な体験をありがとうと言われた。
キャンプ本番までにチャックの上げ下げを練習する子。
先生を風呂に入れるんだと、姉を持ち上げる練習をしていた子もいたと聞いた。

#乙竹さんが先生になったのは杉並区長の独壇だそうだが、
#何を目的に先生にしたんだろうか?(あやふや)


「交流」という言葉が一人歩きしている。
ある人は「直流」という言葉を使ったが、
もう直流でさえもない状態になっているように感じられる。
希望してもいないやりとりに無理やり参加させられ、
参加させられただけでなく、世話をさせられること。
三者から強要されることになっている。

「第三者が支配者となるとき、
三者の本来の仕事を肩代わりさせるため、
特定者にとってメリットになるような行動や
和やかな雰囲気を作ることを強いられる無償ボランティア労働」

交流の定義になりつつあるのでないかと。

そして、最近「交流」という錦の御旗を掲げれば、
無償で行政事業を肩代わりさせようという動きがある。
その代表格が社会福祉協議会だ。 ちょっと書くの疲れてきた。
これには自治会、PTAがリンクしている。
防災時にどうするかと脅すことで自治会などに加盟させ、
防災とは関係ない行事や草刈などの本来行政が行うべき
仕事を肩代わりさせたり、天下り先機関として機能している。
これに参加しない人は「交流しない悪人」というレッテル張りが
され、無理やり参加させられている人の不満、利用しようとする
悪代官のような人に村八分にするという空気を作り出している。
もともとは「交流」を目的に掲げているが、交流ではない。
支配だ。
文科省のHPなどを見ると「地域交流」という文字が多く見られる。
交流という名でタダで働かせようと目論んでいるようだ。
憲法改正に伴い、

「公共の福祉」→「公益及び公の秩序」

と偏向予定だそうだ。

【「公共の福祉」が-->「公益及び公の秩序」に、置換された条文、3つ】

疲れたので推敲してません。
てか、そんなのしたことあまりないんだけど。



参考:
【長崎】知的障害の男子生徒を9人がかりで押さえつけ、下半身を触ったり、下着を脱がそうとしたり…佐世保の中学でいじめ
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1369497362/

長崎県佐世保市の市立中学校で、複数の3年の男子生徒が、
知的障害のある3年の男子生徒のズボンや下着を、繰り返し
脱がせていたことが分かった。
市教委は「人権意識を欠いた重大ないじめ事案」として、
再発防止に努めるという。
 市教委によると、いじめを受けていた生徒は特別支援学級に在籍。
今月8日、3年生の教室で昼食を一緒に食べて交流した後、
生徒9人がこの生徒を仰向けにして手足を押さえつけ、
ズボンの上から下半身を触ったり、下着を脱がそうとしたりした。
 被害を受けた生徒が泣いたため、教室にいた女子生徒が担任に訴え発覚した。
朝日新聞デジタル 5月26日(日)0時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130526-00000001-asahi-soci

#先生は何故いなかったのでしょうか?生徒におまかせですか?
#先生も交流すれば良かったのじゃないでしょうか。
#お前らほどほどにしとけよ(笑)、とどっかに行ったのでしょうか?
#(特別児童という部分を差っ引いて読んでみると、
# ただのイジメ事件だよね。ただ知的障害の子だと自ら訴えられないな。
# やっぱり先生ついていてあげないと。)