国家感

最近、なんとなく大政翼賛会的なものを感じて吐き気がする。
知らない間に雁字搦めになっているような。
とても息苦しい。生き苦しい。

オランダ国王、「福祉国家持続不可能」と演説
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130918/mcb1309180821023-n1.htm
国王は「福祉国家はゆっくりと、しかし確実に『参加社会』へ変化している。可能な者は自分や周りの人々の生活の責任を担うことが求められている」と語った。

「参加」ということは、どこか誰かが仕切るところに入らされるということなんでしょうね。

流域治水条例案の可決不透明 県が9月議会の提出議案発表 滋賀
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130912/shg13091202100002-n1.htm
自治創造会議で、市町長側から「住民に規制や罰則を科すのは疑問」「まずは河川整備に力を入れるべきだ」といった意見が出たにもかかわらず、嘉田知事が会議終了後に「合意できた」と発言。

河川整備はお金かかるからやらない。
自分達でお金出しなさい。出さないなら罰金取ります。
どんなヤクザなんだ。。。



なんとなく、

 行政は指導します助言します、それでお給料貰います。
 国民市民みなさんが主役です。実働部隊はあなたたちです。
 お金も自分で出してください。

そういう政策がどんどん出てきているなと。
そのもっともたるものが、自治基本条例。
自治会に条例で強制加入させようという動き。

自治会という手下にガム買う程度のお金(補助金)渡して
草刈や清掃をさせます。何かあれば、「地域コミュニティ」やら
「福祉協議会」を通して、自治会に丸投げ。
「学校を地域に開放!」という名目で、今度はPTAも巻き込んで丸投げ。

災害時にどうするかは自治会に丸投げ。
自治会に入らない人をどうするかという悩みは強制加入条例で解決だそうな。

自治会長の好き嫌いの個人的感情あるいは、
自治会長の独裁によって災害時に物資は貰えないということ。


つまり、自治会やPTAは徴兵制やら五人組相互監視と何ら変わりない状況。この状況下で、憲法9条を改正しようとしているが、いったい何をやりたいのでしょうか。

憲法9条の改正にはある意味で賛成であるが、なぜか9条以外も変えようとしているその部分が、上記の件からしてもひっかかりがある。


自民党 日本国憲法改正草案対照表 2012版
公共の福祉がやたらと出てくる。改正される部分として。
公共の福祉を愚民がこれだと民主主義的多数決で決めた場合、
それに従わないのは悪となり、村八分だけの制裁では済まないということだろう。

憲法改正はセットではなく、9条だけ改正してもらいたいものである。

君が代を歌うのも日の丸を掲げるのはOKだし、
竹島尖閣諸島は日本のものであり、
北方四島は全島返還すべきだと思う。
変な左巻きと一緒にされたくないので書いておこう。


なんか考えているだけで疲れてきた。
年金も福祉も破綻して、教育にもお金をかけない。
公務員教師の子供は私学に通う。
(私が橋下なら、公務員教師の子供は公立に行くよう言う。)
公共工事も金がないから終了。
民主党が山などの整備費仕分けてくれたおかげで災害多発。
何かあったら、自分達で「参加」してやってくれ。

これって国の意味あるの?市町村の意味あるの?
国とは何か、市町村とは何か。
肝心なことは公立教師は一切教えない。国が教えない。
ただ徴兵あるのみ。